惨敗を悔やむフィリッポ・インザーギ監督【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第20節が現地時間24日に行なわれ、ミランはアウェイでラツィオに3-1と敗北を喫した。ミランの指揮官フィリッポ・インザーギ監督は惨敗に失望している。イタリアTV局『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えた。
インザーギ監督は「負傷明けの選手たちが多くいたことのツケを支払うことになった」とラツィオ相手に惨敗したことを悔やんだ。
「我々は12月までのミランではないね。回復しなければいけない。私はこのチームメンバーに満足してるよ。今日は酷い試合をしてしまったが、選手たちは全てを出してくれた」
試合終了間際、DFフィリップ・メクセスが相手MFステファーノ・マウリの首を締め退場処分となった。同選手はマウリにパンチを見舞ったシーンも確認されており、追加処分は避けられない状況だ。
メクセスについてインザーギ監督は、「彼は私に謝ったよ」と擁護する姿勢をみせている。
「なにかしらの挑発があった。出場停止となるのは残念だよ」
この敗北でインザーギ監督の進退も騒がれており、後任候補にはファビオ・カペッロ氏とルチアーノ・スパレッティ氏があがっている。混乱に包まれるミラン。果たしてインザーギ監督はチームを立て直すことはできるのだろうか。
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