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セリエA 10年前

【海外メディアはこう見た】ラツィオ対ミラン

text by Keiske Horie photo by Getty Images

反撃にでたミランにまさかの結末が…

 80分、ラツィオが試合を決定づけるゴールを決める。右サイドを抜けだしたカンドレーバがクロスを放つとジョルジェビッチがこぼしたボールをパローロが押し込んだ。このゴールでパローロは今季セリエAで5得点をマーク。

 パローロは2013年に続きミラン相手にドッピエッタ。昨季はパルマでミランを撃破した。

 マウロ・タッソッティ、アレッサンドロ・コスタクルタ、フランコ・バレージ、パオロ・マルディーニ…ミランの伝統の堅守はどこに…。

 崩壊が止まらないミラン。92分にはメクセスがマウリの首を掴み、退場してしまう。さらに、その前のシーンではマウリにパンチを見舞わせていることが判明。試合後の追加処分は避けられない事態に。

 アドリアーノ・ガッリアーニCEOがシルビオ・ベルルスコーニ会長に「会長、まるごとチームを買い換える必要がある」と電話。なんてジョークも。

 そのまま試合は3-1で勝利。ラツィオがミランを寄せ付けない強さをみせ、勝点3を獲得した。

 パローロは試合の次の日1月25日が30歳の誕生日。おめでとう!

 この結果、ミランは暫定10位に後退。一方のラツィオは暫定3位に浮上した。

【了】

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