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セリエA 10年前

【海外メディアはこう見た】ラツィオ対ミラン

text by Keiske Horie photo by Getty Images

荒れ模様のなか先制したのは…

 開始早々の1分、試合が荒れ模様をみせる。ラドゥがペナルティエリア内で倒れるも、審判はシミュレーションを選択。この判定にラツィオ陣営が猛抗議し口論に発展し、ラドゥとアレックスにイエローカードが出される。

 試合も落ち着かないなか、チャンスをものにしたのはミラン。4分、メネズが前線でバスタからボールを奪うとそのままドリブル。マルケッティとの一対一を制してミランが1-0と先制する。

 このゴールでメネズは10得点目。ゴンサロ・イグアイン、マウロ・イカルディ、パウロ・ディバラとともに、セリエA得点ランキング暫定2位に躍り出る。

 しかし、先制されてもラツィオは試合の流れを渡さない。20分にはカンドレーバが右サイドを突破しクロスをあげる。クローゼが絶妙なタイミングで飛び出しヘディングを放つもシュートはわずかにそれる。

 24分、またしてもラツィオにチャンス。クローゼがスルーパスから抜け出し、右サイドのカンドレーバへ。GKと一対一になるも、ここはディエゴ・ロペスがナイスセーブをみせる。

 その後もラツィオが攻勢を強めるも、ミランは瀬戸際で防ぎ前半は0-1で終了する。

 ミランが先制したものの、試合を支配するのはホームのラツィオ。ミランはGKディエゴ・ロペスの好セーブに助けられる展開。

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