「攻撃のスピードとバラエティを増やさないと」
――81分、柴崎が決めました!
「びっくり!!」
――ベネズエラ戦の代表初ゴール同様、まさにスコールズのようなゴールでしたね。
「本当に! 僕の言った通りだった! やっぱりそのプレーが必要だった」
――なんとか逆転して欲しいですが、89分に豊田、ロスタイムには香川もチャンスを決め切れません…
「豊田はこういう展開で決めるために選ばれた。絶対決めなきゃ。香川のシュートもあり得ない! ファーストタッチで蹴らなきゃ」
――両チームとも追加点は奪えず、1-1のまま延長に突入しましたが、長友が負傷したようですね。
「大丈夫かな。しっかり動けてないね」
――延長後半からは長友を中盤に上げて、酒井高徳を左SBに回し、柴崎を右SBに変えましたね。
「長谷部のほうが良いんじゃないの? 経験あるね」
――確かに。ボルフスブルク時代に右SBで起用されたこともありますね。
「そうね。経験のある選手の方が良いと思う」
――しかし、決定機もあまりなくPK戦に突入しました。
「緊張する…。誰がけるかな? ポジションは関係ない。自信のある選手の方がいいね」
――結局、本田と香川が外して敗れてしまいました…
「やっぱりシンジ…。プレッシャーがかかると負ける。日本の10番だけど…」
――ここでアジア杯は終わりますが、W杯予選に向けて改善すべき1番のポイントは?
「攻撃のスピードとバラエティを増やさないと。そして、相変わらずフィニッシングが下手だった」
【了】
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