FW岡崎慎司【写真:Getty Images】
FW岡崎慎司の所属するマインツは、長期的に計算できる戦力の補強を望んでいるようだ。22日発売のドイツ紙『キッカー』が報じている。
現在アジア杯に参加中の岡崎は、日本代表が決勝に進出した場合に最大でブンデスリーガ3試合を欠場することが予想される。
マインツにとって、順位が12位と残留争いをしている苦しい状況の中で、現在得点ランキング4位でチーム内得点王である岡崎の欠場は大きな悩みの種となっている。
即戦力を補強したいところだが、クリスティアン・ハイデルGM(ゼネラルマネージャー)は「もし、そのポジションを補強するのであれば、3試合のためだけではない」と、明かし、岡崎の代役は同等かそれ以上のレベルで長期的に計算できる選手を望んでいる様子。
もちろん岡崎についてハイデルGMは「慣れるための時間を必要とせず、すぐにチームに入れる。そしてサミ・アラギ、パブロ・デ・ブラシスよりも良い」と、その実力に疑いがないことを認識。レスターからの1000万ユーロ(約14億円)のオファーも断っている。
しかし「何もしなくても時間は過ぎてしまう」と、2016年で契約の切れる岡崎に対して早めに手を打つ必要があると考えているようだ。
岡崎との契約延長が一番だが「選手を売れないとは言い切れない」と、選手の希望やオファーを考えれば強制することはできないとしている。
岡崎が契約を延長しない限り、マインツが移籍金を得るチャンスは今冬か2015年夏となる。岡崎の夢はプレミアリーグであると言われているだけに残留の可能性は少ないと同紙は予想している。
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