チェルシー移籍が噂されるフィオレンティーナのMFファン・クアドラード【写真:Getty Images】
フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、噂されるコロンビア代表MFファン・クアドラードの移籍報道を否定した。英、伊の複数のメディアが伝えている。
クアドラードにはチェルシーが獲得間近とされており、そのためにエジプト代表MFモハメド・サラーとドイツ代表FWアンドレ・シュールレの2選手を売却するのではないかといわれていた。
3-1と勝利したコッパ・イタリアのアタランタ戦後の記者会見で、同監督は「彼がフィオレンティーナを離れることはありえない。どれも根も葉もない噂だよ。彼はここでうまくやっている」と移籍報道を否定した。
しかし、クアドラード本人はチェルシー移籍を希望しており、代理人であるアレッサンドロ・ルッチ氏もロンドンに渡り移籍金の交渉を行っているともいわれている。
クアドラードは昨年10月にクラブとの契約を2019年まで延長しているが、一部ではフィオレンティーナがチェルシーからの2680万ユーロ(約37億円)のオファーを断り、3500万ユーロ(約48億円)を要求しているとみられている。
クラブ側は全力で引き留めようとしているが、ステップアップのためにロンドン行きを希望する選手本人との間には乖離があるようだ。
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