ディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は『FIFA.com』のインタビューに応じ、チームの現状や昨季逃したチャンピオンズリーグ(CL)、アルゼンチン代表を率いる可能性について言及した。同サイトが20日に伝えている。
個人賞を過小評価しがちとも言われているシメオネ監督だが、2014年の最優秀監督賞の最終候補に残ったことに関しては「選手達が選んでくれたから嬉しい。レーブ監督やアンチェロッティ監督と肩を並べたことには満足したし、努力し向上するエネルギーを与えてくれる」と、特別な価値を見出した。
また、シメオネ監督が率いるアトレティコのプレースタイルはロングボールのみと批判されがちだが「この様な意見は我々を倒す方法が見つからない時に言われる。我々の問題ではない」と、同クラブの戦術はロングボールだけではないということを強調した。
更に、ワールドカップ(W杯)が終了してからシメオネ監督にアルゼンチン代表からのオファーが来たと噂されたが、同監督は否定し「それにまだ早い。代表チームでは物事をもっとゆっくり違う視点から見る、いわば大ベテランの居場所だ」と、当分クラブチームの指揮を執る姿勢を見せた。
最後に、アルゼンチン人でありアトレティコを率いるシメオネ監督が、大金を積まれてブラジル代表かレアル・マドリーを指揮するとしたらどうするかと聞かれた際に「悪戯な質問だね(笑)。お金は要らないからどちらの監督もやらないよ」と答えるにとどめた。
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