アシエル・イジャラメンディ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのMFアシエル・イジャラメンディに対して、ミランやインテルが今冬のレンタル獲得を狙っている。しかし、マドリーはどちらにも売る意向は無く、あるとしたら2500万ユーロ(約35億円)のオファーを提示しているアスレティック・ビルバオだという。スペイン紙『マルカ』が21日に伝えている。
マドリーは、同選手の獲得に3800万ユーロ(約49億円)も支払ったこともあって更に粘り、移籍金を上げようとしている模様。また、同紙によれば最終的に退団した場合、後釜は交渉がストップしたクルゼイロ(ブラジル)の若手有望MFルカス・シウバだと言う。
2012-2013シーズンにレアル・ソシエダを4位に導き、U-21スペイン代表で活躍したイジャラメンディはマドリーで居場所が見つからず、今季は21試合中8試合しかスタメンとしてプレーしていない。
また、ソシエダのカンテラで育った選手が宿敵ビルバオに渡った場合、バルサからマドリーに加入したルイス・フィーゴ氏同様、禁断の移籍となる。クラブ愛を裏切ってでもやはりイジャラメンディは、出場機会が得られるチームに行くことを選ぶのか。
なおこの『マルカ』の記事の著者は、昨年クロースとK・ナバスの獲得やD・ロペスの退団をスクープしたカルロス・カルピオ副編集長であり、情報の信憑性は高い。
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