ルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督は、コパ・デル・レイ(国王杯)準々決勝・1stレグのアトレティコ戦の前日記者会見に出席した。
ルイス・エンリケ監督は、11日のアトレティコ戦での勝利がコパの試合に影響するとは思わないものの「精神的には役立つ」と認め、試合に関しては「失点を避けるのは重要だけどいつもの様に勝ちに行く。ボールのポゼッションを維持しディフェンスではアグレッシブに行く」と意気込んだ。
現地ではアトレティコのプレースタイルはあまり魅力的ではないと批判されがちだが、L・エンリケ監督は「かなり完璧なチームだと思う。どの監督にとっても見ていて綺麗だ。彼等のダイレクトプレーとグループとしてのアイディアが好きだ」と、絶賛した。
一旦落ち着きを取り戻したように見えるがこの試合で躓いた場合、議論が再燃するかと聞かれた際「首がかかっていると思った試合は一度も無い」と、冷静を装った。
なお元バルサのMFルイス・フィーゴ氏は先日、現役時代はメッシやC・ロナウドより優れた選手とプレーしたと語ったが、ルイス・エンリケ監督はこれに対して「僕が見た史上最高の選手はメッシだ。クリスティアーノもトップにいるけど彼より下だ」と、フィーゴ氏の発言に反対の意見を述べた。
また18日に0-4で制したデポルティボ戦でメッシはハットトリックを決めたが、指揮官はいずれの得点にも喜びを表さなかった。「特にあまり祝わない。祝うべきだと思った時は祝うよ。我がチームが点を入れた時は嬉しいし、疑う人は誰もいないと思う」と説明した。
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