酒井高徳【写真:Getty Images】
【日本2-0ヨルダン アジア杯グループD最終節】
日本代表は20日、アジア杯グループステージ最終節でヨルダンと対戦して2-0と勝利。3試合全勝でグループ1位での決勝トーナメント進出を決めた。
3試合連続でスタメン出場を果たしたDF酒井高徳。ここまでは、攻守でチームに貢献しているが、この試合でクロスが0本に終わったことには「そこは少し物足りなかったと思う」としながらも、「前に行った時にコンビネーションはできたので、最低限のことはできたかな」と、一定の手応えは感じていた様子。
また、クロスを上げられなかった要因についても「単純に使ってもらえればってところが何本かあったけど、みんなが良い選択をしている。それはチームのために走っていると捉えているし、全く問題はない」と語った。
チームは、グループステージ3試合全てで完封勝利。DFの1人として「個人のミスを周りがカバーするというところが今大会、チームとして良くできている」と成果を口にし、「選手それぞれがチームのためにしっかり働いたことが印象に残っている」と述べた。
また、右サイドでコンビを組むFW本田圭佑は、過去2試合ではPKでの得点だったものの、この試合では流れの中から先制点を決めた。
この相棒の得点には「圭佑君をなるべく前でプレーさせたいし、得点でチームの結果に関わるようにさせたいと後ろで思いながらやっているんで、それが上手くできた」と、自らの“お膳立て”に満足感を示した。
次戦は23日(金)の準々決勝UAE戦。ハビエル・アギーレ監督が3試合連続で同じ先発メンバーを起用しているだけにチームの完成度が確実に上がっている日本。守備もさらに強固なものとし、連覇を狙う。
【了】
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