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完敗を認めるヨルダン監督「日本は我々の目標」

text by 編集部 photo by Getty Images

完敗を認めるヨルダン監督「日本は我々の目標」
完敗を認めるヨルダン代表のレイ・ウィルキンス監督【写真:Getty Images】

【日本 2-0 ヨルダン アジア杯グループD第3節】

 日本代表はアジアカップのグループリーグの第3戦、ヨルダン代表との一戦を2-0で勝利し、3戦連続の完封勝利でGL突破を決めた。

 ヨルダン代表のレイ・ウィルキンス監督が試合後の記者会見に出席し、日本のクオリティの高さを称賛した。

「明日ヨルダンに帰ることになったのは非常に残念ですが、今日は非常に素晴らしいチームに敗れた。パスの動きはとても美しくて、レベルの差は歴然だった。

 我々が日本のような素晴らしいチームになることは、これからの目標です。本当に日本には頭が下がります。彼らに勝利するためには、とてもいいチームになる必要があります」

 また、チェルシーでアシスタントコーチを務めていた経験のある同監督は、「日本のようなヨーロッパでプレーしてる選手が多いと、欧州のフィジカルに慣れてくる。日本はベテランと若手のいいバランスが取れていて、サッカーのレベルも高い。

 中東はタレントのある選手がたくさんいますが、フィジカル面ではウズベキスタンや日本と競争はできない」とヨーロッパでプレーする日本人選手のレベルの高さを語った。

 具体的な日本の良さを尋ねられた同監督は、「いいディフェンス、いいミッドフィルダー、いいストライカーもいる。これ以上何を言えばいいんでしょう?(笑) みんなとてもハードワーカーです。数年前に日本に行きましたが、あそこまでお互いをリスペクトする国民は見た事がない。

(日本に勝利するためどういうチームが必要か?)本当に、ぱっと頭に出ない。一週間あれば考えられますが、今は答えられないよ」とコメントし、完敗を認めた。

【了】

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