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誰もが待ち望んだ香川のゴール。本人は「ナーバスになってはいなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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香川真司【写真:Getty Images】

【日本2-0ヨルダン アジア杯グループD最終節】

 日本代表は20日、アジア杯グループステージ最終節でヨルダンと対戦して2-0と勝利。3試合全勝でグループ1位での決勝トーナメント進出を決めた。

 チーム2点目を挙げ、アギーレ体制での初ゴールを決めた香川真司。待望の1点について「ホントにゴールはすごく嬉しかった」と喜び「チームがあってのゴール。やっぱりチームがあっての自分だと思っているし、それを再認識した」と仲間の存在を口にした。

 誰もが望んでいた背番号10の一発。ネットが揺れた瞬間、GK川島永嗣も最後尾から駆け寄ったが「みんなが喜んでくれたのは、素直に嬉しかったです」と振り返る。

 ゴールから見放されてきたが、焦りはなかった。

「取れないことに対して悔しさはありましたけど、そこが全てではないと思ってました。攻撃的な選手としてそこはすごく求められるポジションなんで意識してましたけど、そこまでナーバスになってはいなかった」

 日本は首位で決勝トーナメント進出を決めたが、この先も厳しい戦いが待っている。香川はフォア・ザ・チームの姿勢を貫く。

「まずはチームが勝つために自分も戦いたいですし、その次にゴールに絡むことが一番大事だと思う。そういう意味では次、またチームが勝つために自分も貢献できるように準備していきたいと思います」と、意気込みを語った。
 
【了】

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