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日本代表 10年前

アギーレジャパン、ヨルダンを下し首位通過! 準々決勝でUAEと激突

AFCアジアカップのグループD第3戦、日本対ヨルダンの試合が20日に行われた。

text by 編集部 photo by Getty Images

首位での決勝T進出を決める

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ヨルダンに勝利した日本【写真:Getty Images】

【日本 2-0 ヨルダン アジア杯グループD第3節】

 AFCアジアカップのグループD第3戦、日本対ヨルダンの試合が20日に行われ、日本が2-0で勝利した。

 日本は過去2戦と同じ11人でこの一戦に臨んだ。これまでも激闘を繰り広げたヨルダンとの直近の対戦は2013年に行われたブラジルW杯アジア最終予選。この時は日本がアウェイで1-2の敗戦を喫している。日本にとってはリベンジの場といえる。

 引き分け以上で首位通過が決まる日本は10分、香川真司のクロスに乾貴士がボレーで叩き込む。しかし、香川の折り返しの前にラインを割っていたとしてノーゴール。17分には本田圭佑が遠目からのFKを狙い、GKの手前でバウンドさせるもセーブされる。

 試合を支配していた日本は24分、乾のスルーパスに抜けた岡崎慎司が左足を振り抜く。これはGKにセーブされるも、こぼれ球に詰めた本田が右足で決めて待望の先制点を奪った。本田はこれで3試合連続ゴールとなった。

 37分、香川のスルーパスに岡崎が抜け出すと、自ら仕掛けて左足で狙うもサイドネット。直後、ハイボールの競り合いで森重真人が相手と接触し痛める。続行が心配されたがその後ピッチに戻った。

 1点リードを迎えた日本は51分、乾に代えて清武弘嗣を投入する。55分、遠藤保仁から左から中に持ち込み左足でシュートを放つもクロスバーを越えた。

 前半に比べて守備に回る時間が多くなったが、ディフェンスも集中している。最終ラインを束ねる吉田麻也は61分、セットプレーから惜しいヘディングシュートを放った。

 カウンターからゴールへ迫る日本は71分、本田が右から中に持ち込み左足で狙うもGKにセーブされる。

 82分、途中出場の武藤嘉紀が左サイドを抜け出すと、グラウンダーの折り返しに詰めたのは香川。これまでゴールを奪えずにいた背番号10にようやく1点が生まれた。87分、日本は遠藤に代えて柴崎岳を投入。柴崎は今大会初出場となった。

 試合はこのまま日本が2-0で勝利し、グループリーグを首位で突破した。準々決勝ではUAEと対戦する。

【了】

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