チェルシーのMFセスク・ファブレガス【写真:Getty Images】
今季からチェルシーに加入し、瞬く間にチームの中心選手となったスペイン代表のMFセスク・ファブレガス。
アーセナル、バルセロナというビッグクラブを渡り歩いたセスクは、チェルシーでネマニャ・マティッチという強力なパートナーを得て、今季もピッチの上で躍動している。
データサイト『Squawka』によれば、セスクは22節を終えたリーグ戦で2得点15アシストを記録。過去数シーズンと比較すれば、得点はそれほど多くない。それでも15アシストは今季のヨーロッパ5大リーグの中でも最多、相変わらずのパスセンスで味方のチャンスを多く演出している。
しかし、そのセスクについて19日付のイギリス『メール・オンライン』で興味深いデータが紹介されている。
それは、ここ5シーズン、セスクの成績は毎年1月を迎えると低下しているというもの。
バルセロナでプレーしていた昨季は前半戦だけで7得点9アシストという記録を残したものの、後半戦はわずか1得点4アシストと大幅減。
15得点13アシストと大暴れしたアーセナル時代の2009-10シーズンも、前半戦だけで9得点10アシストを記録していた。
『メール・オンライン』ではこれを受け、「セスクの挑戦」と見出しを付けてこのデータを伝えている。得点、またはアシストの記録が前半戦を上回ったのは2012-13シーズンの得点数(5→6)のみだった。
タイトルを目指すチェルシーにとってセスクの活躍は必要不可欠なだけに、今後も変わらずの活躍が期待される。
過去5シーズンの成績は以下のとおり(1月までの成績→1月以降の成績)
【2009-10】(アーセナル)
9得点10アシスト→6得点3アシスト
【2010-11】(アーセナル)
3得点6アシスト→0得点5アシスト
【2011-12】(バルセロナ)
8得点5アシスト→1得点3アシスト
【2012-13】(バルセロナ)
5得点9アシスト→6得点2アシスト
【2013-14】(バルセロナ)
7得点9アシスト→1得点4アシスト
【了】
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