「真司とはバランスよくやれている」
香川本人も「自分のチャンスがゴール前まで来ているんで、あとはゴールをどう決めるか。最後の狙いだったり、シュートの精度であったり、リラックスして迎えたいと思います」とメンタル面の重要性を再認識している様子。
遠藤の方も香川との連携が日に日によくなっていることに手ごたえをつかんでいる。
「真司とはバランスよくもちろんやれている時間帯も多いので、それを少しでも長く伸ばしていければいいと思っていますし、別にどっちがどうこうって役割も決めてはいないので、十分ポジションチェンジを繰り返しながらやれているんじゃないかと思います。
長谷部(誠=フランクフルト)を含めて関係を考えつつ、あとは前との絡みもあるんで、うまくバランスを取りながらやっていきたい。ただ、真司があんまり下がり過ぎるのはチームにとってよくないことだ思うので、そのへんが見受けられればまた僕も注意しながらやれればいいと思っていますけどね」と語った。
インサイドハーフという天職に一足先に馴染んできたからこそ、後輩のいい部分、悪い部分を的確に指摘できるのが、彼の強みである。
香川のみならず、普段同様にチーム全体を広く見ながら、ヨルダン戦勝利に導くことができれば、160、170試合という次なる目標への一歩を気持ちよく踏み出せる。今回もまた遠藤のゲームメークが勝負の大きなカギを握るだろう。
【了】
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