緊急補強なるか? MFラッサナ・ディアラ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは、MFセバスティアン・ケールの負傷により元レアル・マドリーのMFラッサナ・ディアラの獲得を画策しているようだ。20日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
17日に行われたステアウア・ブカレストとの練習試合で、左肩を負傷したケール。診断結果は現地時間の20日に出るようだが、思いのほか重症の可能性が出てきた。
ドルトムントの今冬の補強はMFケヴィン・カンプルのみと明かしていたユルゲン・クロップ監督。しかし、けが人の復帰どころか増加によりその考えを変えざるを得なくなってしまったようだ。
同紙によればケールは手術の可能性もあり、長期離脱が予想されるという。すでにMFスベン・ベンダーも負傷しており、復帰までは残り3週間程度かかる見込み。手薄となっている守備的MFには現在負傷から復帰したばかりのMFオリバー・キルヒ、イルカイ・ギュンドアン、ミロシュ・ヨイッチ、ヌリ・シャヒンのみ。また、MFマルコ・ロイスが復帰したとはいえ、ヘンリク・ムヒタリアンがまだ復帰できていない。
FWピエール=エメリク・オーバメヤン、MF香川真司も代表で初戦には出られない。ギュンドアンを攻撃的MFで起用しても、やはり守備的MFは手薄となる。
そのため、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO、クロップ監督の三者で話し合いを行い、冬の移籍市場が閉じるまでにどうにかできないかを話し合ったという。
そこで、現在フリーで所属がないディアラに注目したようだ。
ディアラは2009年から2012年までマドリーに在籍。当時のジョゼ・モウリーニョ監督から出場機会を与えられず2012年にアンジに移籍し、1年でロコモティフ・モスクワに移籍していた。しかし、L・モスクワとの契約は延長せず現在はフリーとなっている。
移籍金なしで獲得できることも、リストアップの要因となっている様子。しかし同紙によれば、インテルも同様に興味を持っているようで、激しい獲得競争が予想される。
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