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岡崎、『こいつに点を取らせたくない』と思われるセンターFWに。理想像を語る

text by 編集部 photo by Getty Images

岡崎、『こいつに点を取らせたくない』と思われるセンターFWに。理想像を語る
岡崎慎司がFWの理想像を語る【写真:Getty Images】

 アジア杯を戦う日本代表は19日、グループステージ最終節のヨルダン戦に向けた前日練習を行った。

 ハビエル・アギーレ監督の下では、センターFWとして定着したFW岡崎慎司。今大会でも、2試合連続で先発メンバーとして起用され、パレスチナとの初戦では25分にMF香川真司のシュートを頭で軌道を変えてゴールを挙げている。

 それでも、岡崎本人は「居場所を探しているところもあった」と難しさを感じていたことを告白した。

 特に、イラクとの第2戦では2度の決定的なチャンスを決めきれず無得点。それだけに「あの場面で決められなかったので、あの試合はダメだったと思う。やっぱり決めることによって自分の価値を証明できる」と悔しさを吐露した。

 さらに、自ら熱望したセンターFWで起用されているだけに「(点を決めなければ)やり続けることもできないし、試合に出ることも難しい」とした上で、「強引でもシュート打つ場面は何回かあってもいいのかなと思う」と、今後は貪欲に得点を狙う意思を示した。

 とはいえ、大会連覇を狙う日本にとって「勝ちが一番大事」とし、「順序的には1、2試合である程度チームに自分も入っていきながら、いい形で来ていると思う」と、得点以外の部分では一定の手応えを示した。

 さらに、フィジカル面に関しても「五分になった時は勝てると思う。ハイボールとかで相手が先読みしているところでは負ける可能性もあると思うけど、耐えたりするのが自分」と自信を見せた。

 そして、「その中で勝つためにゴールが必要。それを90分間求めながら、『こいつに点を取らせたくない』と思わせたら他も空く。単純にそう考えたら、それが一番チームにとってベストなFWだと思うし、そうなれるようにしたい」と自らの描く理想のセンターFWとなる意欲を語った。

【了】

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