日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンが17日に敵地で行われたプレミアリーグ第22節のニューカッスル戦で、2-1で競り勝ち、3位を保持した。
サウサンプトンは主力4人が負傷する中、同試合に臨んだが、今回は今月に入ってブンデスリーガのブレーメンから期限付きで加入したオランダ代表MFエルイェロ・エリアが2ゴールを挙げるマンオブザマッチの活躍で勝利を呼び込んだ。エリアは先制点の際に、ロナルド・クーマン監督に駆け寄って抱き着くパフォーマンスを見せた。
5年前に当時クラブが3部リーグに在籍した時からサウサンプトンでプレーし、現在では主将を務めるポルトガル代表DFジョゼ・フォンテは18日の英紙『メール』に対し、ロナルド・クーマン監督の的確な補強と戦術を称賛している。
「正直に言って、開幕前は僕も周りのみんなも心配だった。選手の大量放出はいい感じはしなかったけど、監督が就任してからは簡単になった。僕らは選手たちを失ったけど、非常に良い監督を手にしたと思った。その後、僕らは選手たちを補強したし、自信が持てるようになった」
一方、北アイルランド代表MFスティーブン・デイビスは、「僕はエリアの事をよく知らなかったけど、彼は過去2試合で奮闘しているし、この調子でプレーしてくれれば素晴らしい。それは昨夏に加入した他の選手たちにも言えることだし、彼らの質の高さを見れば、チームの現状は良好だ」と話す。
さらにデイビスは、負傷離脱中のフランス代表MFモルガン・シュネデルランとケニア代表MFビクター・ワニアマら守備的MFが手薄となっていることに関して、「若手がトップチームで頭角を現している事は大きなプラス要素だ。ワニアマとシュネデルランといった主力が不在だけど、(U-20イングランド代表MFハリソン・)リードが実力を発揮している」と選手層の薄いチームが上手く回っている事にも自信を深めた。
なお、昨夏の移籍市場でサウサンプトンを去った選手たちは、全て古巣よりも下の順位でプレーしている。
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