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【海外メディアはこう見た】マンチェスター・シティ対アーセナル

text by 舩木渉 photo by Getty Images

序盤はシティが圧倒的にボールを支配するが…

 序盤からシティがボールを保持して優位に試合を進めるが、開始から20分で1本もシュートを放てていない。

 ボール試合率は圧倒的だが、崩しの局面で決め手に欠ける。

 そんな中、先制したのはシティではなくアーセナル。24分、モンレアルがエリア内でコンパニに倒されてPKを獲得すると、それをカソルラがゴール右隅に沈めた。

 カソルラはこのゴールで今季5得点目。早くも昨季の4得点を超えた。

 活躍が期待されるアグエロだが、30分でパス3本を通したのみ。シュートは1本も打てていない。

その後スコアは動かず前半終了。前半のトッププレーヤーはアーセナルのコクラン。

 コクランは前半だけで5度ヘディングの競り合いを制し、2度のタックルを決め、4つのインターセプトを記録するなど守備面での貢献が際立つ。

ヘンリー・ウィンター記者は「アーセナルにはプランBが存在する。戦術的に洗練されていて、規律がとれていて、コンパクトで、カウンターに徹していて、生ぬるい接触で得たPKからカソルラのクールなフィニッシュに、コクランは傑出していた」と前半を振り返る。

【次ページ】カソルラが大爆発!
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