韓国の勝利に大きく貢献したキム・ジンヒョン【写真:Getty Images】
【オーストラリア 0-1 韓国 アジア杯グループA第3節】
AFCアジア杯グループステージ最終節で韓国は開催国オーストラリアを1-0で破り、グループA首位で準々決勝進出を決めた。
試合後に韓国代表の選手たちが試合に応じ、この試合の重要性を語っている。
スーパーセーブ連続で2試合連続4得点と絶好調のオーストラリア相手に完封勝利の立役者となったGKキム・ジンヒョンは、自身のプレーを「あまり覚えてない」と謙遜する。
そして、「うちのサッカーをしたいのはわかっているけど、相手のホームだったし、かなり相手もモチベーション高く入ってきたので、そこに勝てたのはよかった」と試合を振り返った。
フィジカルの強いオーストラリア相手にどう戦うかは事前に入念なミーティングを行ってチーム内で確認していたと明かし、「集中していればやられないと思っていた」と自分たちのプレーに自信をのぞかせている。
準々決勝はサウジアラビアかウズベキスタンのどちらかと対戦することになるが、「サッカーはどうなるかわからないし、どこのチームが勝つかもわからないし、戦わないとわからない」と3連勝でも油断は一切ない。
グループリーグの全試合を1-0で勝利し、ギリギリの戦いをものにしてきた韓国代表だが、キム・ジンヒョンのスーパーセーブ連発がなければ違う結果になっていたかもしれない。不動の守護神は決勝トーナメントでも圧倒的な存在感で相手の前に立ちはだかる。
【了】