バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFトーマス・ミュラーが15日、チームが合宿を行っている遠征先のカタールで、「ブンデスリーガの試合よりもチーム練習の紅白戦で勝つ事の方が難しい」と明かした。
リーグ2連覇中のバイエルンが2012-13年、13-14年シーズンに取りこぼした勝ち点はそれぞれ11点、12点のみとなっており、今季も17節を終えた時点で取りこぼした勝ち点は6点のみと、その勝率の高さがミュラーの発言を裏付けている。
30日から再開するリーグ後半戦についてミュラーは、「僕らはほぼ完ぺきだから、より良い結果を築くのではなく、簡単に得点することと、試合中のリスクを減らすことに集中する」と話した。
カタール合宿ではボールを使った練習に多くの時間を費やしているバイエルンだが、ミュラーは練習内容について、「吐きそうなほど厳しい練習をするのは良い事ではないだろうし、僕は医者じゃないけど、選手が吐くような練習には賛成しない」と語った上で、「ペップ(グアルディオラ監督)は常に頭を使うことを強調している。それが意味するのはヘディングだけでなく考えて練習をすると言うこと」と述べた。
ミュラーは今季、公式戦25試合中22試合でプレーし、通算11ゴール9アシストを記録しており、リーグ戦では7ゴールで得点ランク6位、5アシストで4位につけている。
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