遠藤保仁を称賛した本田圭佑【写真:Getty Images】
【日本1-0イラク アジア杯グループD第2節】
日本代表は16日、アジア杯グループステージ第2戦でイラクと対戦し1-0と勝利を収めた。
2試合連続でPKを決めた日本代表の本田圭佑とGK川島永嗣が試合後、現地記者の英語インタビューに応じた。
本田は前節、パレスチナ戦と同じくPKをゴール右に蹴ったことについて、蹴る前から決めていたのかを聞かれると「決めていなかった。キーパーの動きを見ていた」と振り返っている。
続いて、次節のヨルダン戦についての意気込みを聞かれた本田。引き分けでもグループ首位通過が決まるが、「勝ちたい。ヨルダン戦は勝たなければいけない。すぐにリカバリーして、次の試合に向けて準備をしたい」と勝利への強い思いを明かした。
川島は、「前半の終わりにはいくつか、簡単にFKを与える場面があって難しい場面を迎えてしまった。もっと賢くプレーする必要がある」と反省の弁。
さらに、オーストラリアやイラン、韓国といった強豪国が相手であれば、決められていたかもしれないと指摘されると、「僕らは3つも4つもFKを与えていた。彼ら(強豪国)はしっかりと得点する方法を持っている。こうしたプレーを減らしていかなければならない」と気を引き締めた。
2人に共通していたのは遠藤保仁への称賛だ。代表150試合出場を達成したことについて話が及ぶと本田は、「150試合というのは素晴らしい。彼は多くの日本人に夢と希望を与えた。2015年も良いプレーをしてくれるだろう」と賛辞を送っている。
さらに現地記者の「遠藤は次回の2018年のロシア大会に出場できるか」という質問に対しては「もちろん誰にでもチャンスはある。日本にはいい若手選手がいるが、彼(遠藤)も高いパフォーマンスをキープしている。僕らはいい競争ができている」と述べた。
川島も「信じられないこと」とベテラン選手を称えた。「彼は自分自身のことをよく理解している。どのようにプレーすればいいかを知っている」と、遠藤が長年活躍し続けている秘訣について語った。
【了】
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