ナポリが獲得を狙うパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長はクラブのエースを放出する気はないようだ。16日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』がコメントを紹介している。
今季大ブレイクを果たしたパレルモのFWパウロ・ディバラ(21)は様々なクラブが獲得が狙っている注目株だ。なかでもナポリは大きな関心を抱いているクラブの一つとされている。しかし、ザンパリーニ会長はナポリに対し、「(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長はエディンソン・カバーニの件を忘れなければいけない」と警告した。
カバーニは2011年にパレルモからナポリに移籍。当時2450万ユーロ(約33億円)の市場価値があったと見られていたにも関わらず、1200万ユーロ(約16億円)の移籍金で放出して痛い目にあっている。同会長はディバラの放出では同じミスを犯したくないと考えているようだ。
また、同じく注目の若手であるDFエセキエル・ムニョス(24)についても、「彼は未だビッグクラブへの準備ができていない」と慎重な姿勢を見せている。
「フィジカル能力では素晴らしい水準に達しているが、未だ成長過程だ。」
セリエBからセリエAに復帰し、数多くの注目選手を抱えるパレルモ。所属選手の動向に注目が集まっている。
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