FW本田圭佑【写真:Getty Images】
【日本1-0イラク アジア杯グループD第2節】
日本代表は16日、アジア杯グループステージ第2戦でイラクと対戦し1-0と勝利を収めた。
初戦のパレスチナ戦に続きPKによるゴールを挙げたFW本田圭佑。この一発が決勝点となったが、難敵イラクに対しての1-0はセーフティではない。本田自身も「2-0になったら余裕は出てきたと思います。そういう意味ではチャンスのあった選手が決めないといけないと。その辺は、自分自身が今日は反省しないといけない」と、追加点を奪えなかった自分自身について言及した。
イラクについては警戒しており「向こうのストロングポイントを出させたくないなというのはずっと思っていました」と語った。具体的には「スペースを与えると怖いというのは、何人かの選手の迫力を見ていても感じました。引きつけておいてワンツーで一気にくるシーンとかも何回かあった」と、相手の鋭い攻撃を評価した。
この日の日本は、決定機を逃す場面が多かった。本田自身もシュートがクロスバーやポスト嫌われた。だが、外したことについては気にしていない。
「外したところはしょうがないと思っているので、それよりもああいったビッグチャンスをあと3、4本作れれば。7、8本は外さないだろうという。得点を量産する選手はそういう考え方なんじゃないかなと思う」と、常に次の決定機を狙っていたという。
チャンスをより多く作るという思考を本田は持っている。
「次来たら決めようと思うのは当たり前のことですけど、それでも決められない可能性があるのがサッカー。それよりも今日あった3本のチャンスを6本にするフィジカル的要素、駆け引きの要素、周りとのコンビネーションというところを高めていった方が結果を出せるかなと思う」
追加点を奪えなかったことは事実だが、背番号4のゴールへの意欲は衰えるどころかさらに強まっている。大会連覇に向け、本田はこれからも貪欲に得点を目指す。
【了】
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