本田圭佑【写真:Getty Images】
【日本1-0イラク アジア杯グループD第2節】
現地16日、ブリスベンで行われたアジアカップ、日本対イラクの一戦は1-0で日本が勝利した。試合後、本田圭佑は現地取材班を含む海外メディアの取材に英語で応じた。
試合の感想に聞かれると、「イラクはよく戦ったが、私たちは幸いにもPKをとれて、勝つことができた」と振り返った本田。「難しい試合になると予想していた。ピッチも良くなかったので。イラクはアグレッシブに戦い、点を奪うためのスペースがなかった」とイラクを讃えた。
決定機が何度もあったがバーとポストを当ててしまった。これについては「アンラッキーだったか?」と質問が出るも「そうではない。僕は点をとるべきだった。チャンスをつくれて良かったとは思う。でも、今度は点をとる」と次回の雪辱を誓った。
現地紙や対戦相手からはキープレイヤーとして本田の名前があがっていた。「プレッシャーは感じていたか?」との質問には、「感じていない。僕のまわりにはいい選手がたくさんいる。彼らを信じている」と答えた上で、「僕が“キー”というのは賛成できない。キープレイヤーはたくさんいる。僕は自分のパフォーマンスに集中したい」と謙遜した。
この勝利によってグループ突破に有利な状況となった。決勝トーナメントではグループCのイランまたはUAEと戦うことになるが、それについては「話したくない。次の試合(ヨルダン戦)に集中したい」と語るにとどめた。
イラクメディアからは対峙した左サイドバックについての質問が出た。「彼はアグレッシブでいい選手。彼に対して上手くプレーできなかった」と相手を褒めた。
すべて英語での取材だったにもかかわらず、自信を持って答えていた本田圭佑。決定機を逸したことに反省はしつつも、コンディションの良さ、大会を勝ち抜く強い信念を感じさせた。
(取材:ダン・オロウィッツ)
【了】
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