日本の10番・香川に寄せた信頼
とりわけ、インサイドハーフという新たなポジションで苦悩する香川真司(ドルトムント)に対してはサポートしたい意欲が人一倍強いようだ。
「みなさんが日本の10番である彼に対して期待を大きく膨らますのは、もちろん彼だから。香川真司っていう日本の10番、エースなんでね。あれだけ攻撃にも絡んでて、今のポジションでは守備でも貢献しなければいけないうえ、得点も求められるっていうのは、ホントに彼の大きさでもあると思います。
彼はそういうところをどんどんクリアして行くと自分自身も信じているし、試合をやるにつれてよくなっていくと思います。
次あたり、ゴールが生まれる? 明日決めますよ、彼は」と長友は改めて笑顔を見せつつ、太鼓判を押した。
確かに長友が言うように、香川にゴールが生まれれば、チーム全体に活気が生まれ、アギーレ監督を取り巻く物々しさもなくなっていくだろう。
彼自身は「一緒に戦う仲間を信頼できないで試合に勝てることはないと思うんですよね。僕らホントに信じてついてくつもりですし、外ではいろいろザワついているかもしれないですけど、中は至って冷静で、試合に勝つための準備っていうのが1人1人できているんで、全く問題ないです。
こういうのを吹っ飛ばすのは結果でしかないと思っているので、やっぱ結果出さないといけない」と選手たちが今、やるべきことをしっかりと頭に叩き込んでいる。
その強気の姿勢が、明日のイラク戦で勝ち点3、そして準々決勝進出決定を引き寄せるカギとなるだろう。
【了】
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