自ら獲得したPKをきっちり決める
【日本1-0イラク(前半終了) アジア杯グループD第2節】
日本代表は16日、アジア杯グループステージ第2戦でイラクと対戦。
ハビエル・アギーレ監督は、パレスチナとの初戦と同様にGK川島、DF酒井高、吉田、森重、長友、MF長谷部、遠藤、香川、FW本田、岡崎、乾を起用。遠藤にとっては、代表通算150試合目となるメモリアルマッチとなった。
この指揮官の選択について、現地で取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏は「この試合に勝てば、グループ突破を75%は決めるので、ベストメンバーで戦いたかったんだと思う」と語った。
この試合の相手となるイラクは、ヨルダンとの初戦を1-0で勝利するなど同グループで最も手強い相手とみられている。
ショーン氏は、イラクについて「コンパクトに守っている。日本はボールを回せているけど、イラクは『どうぞ』と言っているみたい」とした上で、「でも、ワイドポジッションからカウンターアタックを狙ってくるはず」と分析した。
さらに、注意点としては「セットプレー」とした。その通り、前半15分にはイラクのファウル判定となったものの、CKからピンチを迎えた。
それでも、日本は23分に本田圭佑が自ら獲得したPKを決めて1点を先制。
この日の本田については「快適に楽しんでいるね」と好印象。その理由については、「イラクは日本にボールを持たせてカウンターを狙っているけど、そのせいでプレスが弱い。日本が完全にコントロールできている」と指摘。
「今日の日本に1タッチサッカーは必要ない。2タッチ、3タッチも出来る」と、余裕を持ってプレーできている印象だったようだ。
その後は得点が生まれず1-0と1点リードで折り返した日本。それでも、ショーン氏は「今日の日本は海外メディアから“本命”と言われるに相応しいチームになっている。冷静にプレーできているね」と高く評価した。
後半も好調を維持して勝ち点3を手に入れることができるだろうか。
【了】
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