ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は、今冬の更なる選手の獲得を否定した。15日のドイツ紙『キッカー』が伝えている。
今冬にザルツブルクからMFケヴィン・カンプルを獲得したドルトムント。しかし、クロップ監督はこれ以上の補強を望んでいないようだ。
現在スペインのラ・マンガでトレーニングキャンプを行っているドルトムントだが、新加入はカンプル一人のみ。さらに、怪我でMFヘンリク。・ムヒタリヤン、スベン・ベンダー、代表招集でFWピエール=エメリク・オーバメヤン、MF香川真司を欠いている。
危機的状況を脱するためにも重要なキャンプだけに、メンバーがそろっていないことは大きなビハインドとなる。
それでも、「全て順調。後半の目標は少しでも上の順位にいくこと」と話し、「現在の順位はあまり気にしていない」と、現在のメンバーで後半の巻き返しに自信を示した。
しかし、ここに来てDFエリック・ドゥルムが内転筋を負傷。すでに2人目となる負傷者を出している。
MFマルコ・ロイス、DFソクラティス・パパスタソプーロスが復帰したとはいえ、まだ本調子ではなく、13日に行われたFCシオンとの練習試合を回避。
さらに前半戦に指摘されていたFWロベルト・レバンドフスキの穴が埋められていない問題はまだ解決されていない。
果たしてこのまま本当に補強無しで後半戦を迎えるのだろうか?
【了】
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