DF森重真人【写真:Getty Images】
日本代表は14日、アジア杯グループステージ第2戦イラク戦に向けた練習を行った。
これまでのサッカーの歴史において、W杯やEUROを含めてビッグトーナメントを勝ち抜くためには守備の安定が最も重要とされる。
それだけに、DF吉田麻也とともにCBのレギュラーを務めるDF森重真人の活躍は連覇を目指す日本代表にとって欠かせないものとなるが、「後ろがゼロって言うのがまず最低限。そういう仕事をしっかりDFはやっていければ」と、本人も高い意識で臨んでいる。
一方で、アジアの舞台で日本は押しも押されもせぬ優勝候補。多くの試合でボールを支配する展開になる可能性が高い。
もちろん、ボールを支配できれば勝利の確率はより高くなるものだ。しかし、森重が「ボール保持する時間が長ければ長いほど、前に何となく行ってしまうことがあると思う」と語るように“気の緩み”につながる危険性があることも事実。
そのため、「まず、守備の意識をみんなが高く持つこと。90分間を通して後ろはバランスを見ながら人を揃えながらやることが大事」と、集中して試合に臨む必要性を述べた。
今大会、日本以外にも優勝候補に挙げられている開催国オーストラリアや韓国はすでに2連勝を遂げてグループステージ突破を決めている。
それでも森重は「周りとか優勝するっていうのはもちろんあるけど、まずは次の一戦をしっかり勝つこと。しっかり目の前の試合を見て、1つ1つ戦っていかないといけない」と、あくまでも一戦必勝で臨む姿勢を示した。
【了】
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