移籍の経緯を語るシェルダン・シャキリ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンからインテルへ移籍したスイス代表MFシェルダン・シャキリ(23)がユベントスを断りインテルを選択したことを明かしている。14日、イタリア紙『トゥット・スポルト』がコメントを伝えた。
シャキリは移籍の経緯について聞かれると、「ユベントスからの関心? あぁ、本当にあったよ」と噂が事実であったことを明かした。
「たしかにユベントスは選択肢の一つだった。だが、僕にとってインテルが最良の解決策だった」
また、同選手はインテル指揮官のロベルト・マンチーニ監督の説得が鍵となったと語っている。
「イギリスやドイツからもオファーは来ていた。しかし、マンチーニと話しているうちにクラブのプロジェクトを想い描くことができたんだ。僕にとって、今回の選択は明快なものだったよ」
一方で、シャキリはバイエルン在籍時代に学んだことをインテルで発揮したいと考えている。同選手は「先発で出場したいね。バイエルンで僕は幸せじゃなかった」と語りリベンジに燃えている。
「僕はバイエルンに自分の価値を示さなければいけないんだ。勝利に飢えているよ。インテルのようなクラブは常にチャンピオンズリーグで戦うことが必要なんだ」
マンチーニ待望のウイングの補強となったシャキリ。インテルではバイエルン時代の鬱憤を晴らす活躍を見せることはできるのだろうか。
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