フランチェスコ・トッティのセルフィーに好印象を抱くアレッサンドロ・ネスタ【写真:Getty Images】
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が痛烈に批判したローマダービーでのフランチェスコ・トッティ(38)の”セルフィー”(自撮り)パフォーマンスだが、レジェンドたちの評判は悪くないようだ。14日、イタリアメディアが元ラツィオのDFアレッサンドロ・ネスタと元イタリア代表監督マルチェロ・リッピ氏のコメントを紹介している。
イタリアTV局『スカイ・スポーツ』にトッティのパフォーマンスについて聞かれたネスタは「面白かったよ」と微笑んだ。
「僕は海外でもプレーできて幸せだよ。そして、今でもカルチョがスペクタクルであることが伝わってきて嬉しい。イタリアでは少し真面目に考えすぎだね。誰かを攻撃したわけではないし、面白かったと思う。ラツィオが失点してしまったのは残念だったけどね…」
また、元イタリア代表監督であるマルチェロ・リッピ氏もトッティのパフォーマンスを好意的に思っているようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』に対し、「とてもファンタスティックだと思ったよ。天才プレーヤーの、もう一つの天才的プレーだったね」と語っている。
国内では賛否両論が巻き起こっている同パフォーマンスだが、外から眺める者にとっては少し神経質すぎるようにも思えるようだ。一つだけ言えるとすれば、トッティのセルフィーがローマダービーをより一層盛り上げたということだろう。
【了】