レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
バロンドールを受賞したレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドが『FIFA.com』のインタビューに応じた。FIFAが13日、公式サイトを通じて伝えている。
3度目のバロンドールだが、授賞式でC・ロナウドは「自分の名前を聞くまでは緊張感でいっぱいだ」と語り、受賞の為には膨大な努力が必要だと知っているからこそ「今でも感動している」と、同賞の価値を見出した。
ファン・バステンとプラティニ、そしてクライフと並び、史上最多バロンドーラ―であるメッシにあと一つと迫ったC・ロナウドは「フットボールの歴史に自分が残ることは自覚している。そしてそれは僕を幸せにしてくれる」と、3度目の受賞に満足感を示した。
8年続けてFIFAベスト11に選出されるという功績は「数少ない者しかできない。僕とメッシ以外にはあまりいないと思う」と、自身の偉業の難易度を強調しながら宿敵バルセロナのFWリオネル・メッシを称えた。
なお今年2015年2月5日、サッカーではベテランと見られる三十路を迎えるC・ロナウドは「もう29歳だけど25歳のように感じるよ! まだ5年から7年トップレベルでプレーできると思う」と、自信を見せた。
また、ブラジルW杯に関しては「100%の状態でなかったのは事実だけど、言い訳としては使いたくない」と、現実逃避しない姿勢を見せた。
C・ロナウドがマドリーで満足なのは、アンチェロッティ監督のおかげでもある。ポルトガル代表FWは、同監督の監督としての能力はもちろん人間性も称え「幸運をもたらす、ポルトガル語で言う“熱い足”の持ち主でもある」と語った。
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