アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、スペインTV『カナル+』の取材に応じ、アトレティコの監督としての経歴、チームの長所や短所について言及した。同局はインタビューを13日に伝えている。
15日はレアル・マドリー相手に国王杯ベスト16・2ndに臨むアトレティコ。普段謙虚な姿勢を見せるシメオネ監督は「傲慢だと思わないでほしいが、我々は落ち着いている。良い試合をしてくれるとわかっているからね。私の選手達は死を恐れていない」と、自慢げにチームを絶賛した。
個々の力がビッグクラブより劣っているのは明白であるものの、昨季はリーガ優勝を果たした。その要因については「相手より劣っているということは自覚している。それが我々の長所だ。それを忘れた日には4失点を食らうだろう」と語った。
今季はポゼッション率がやや高めのアトレティコだが、シメオネ監督はボールの支配率に関して「相手を攻撃する為のポゼッションなら最高だ。例えば映画にはアクションとラブロマンスがあるが、私はアクションが好きだ」と、自身の好みのプレースタイルを述べた。
更にシメオネ監督は「選手達が良い監督にしてくれる」というグアルディオラ監督から授かった言葉によって、ピッチでの主役はプレーヤーたちだと信じていると主張した。
また、シメオネ監督は今冬ミランから加入したFWフェルナンド・トーレスについて「ポゼッションとスピードを入れ替えて動く彼の特徴は様々なオプションを与えてくれる」と、同選手の移籍に満足感を示した。
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