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攻撃陣絶好調のオーストラリア指揮官「ターニングポイントは日本での親善試合」

text by 編集部 photo by Getty Images

攻撃陣絶好調のオーストラリア指揮官「ターニングポイントは日本での親善試合」

アンジェ・ポステゴグルー監督【写真:Getty Images】

 現地13日、オーストラリアはアジアカップのグループリーグ第2戦でオマーンと対戦し、4-0と大勝した。

 5万人以上の観衆の前で実力を存分に発揮したオーストラリアのアンジェ・ポステゴグルー監督は試合後「我々は今夜もう一つ上のレベルにあがった。改善点は残すものの、大会を通じて選手たちの働きぶりは素晴らしい」とチームが著しい成長段階であること強調した。

  初戦のクウェート戦でも4得点し、2試合を通じて別々の8選手が得点を挙げてきた“サッカルーズ(豪州代表の愛称)”。好調の理由について指揮官は「チー ム全体の貢献もそうだが、選手たちが心地良くプレーできるやり方がうまく浸透している。我々は多様な脅威を生み出している」と話した。

 惨敗したブラジルW杯から立ち直った要因を聞かれ「ターニングポイントは昨年11月の日本との親善試合だ。あの日オーストラリアは1-2で敗戦したにもかかわらず、チームは正しい道を 歩んでいることが明らかになった。日本で有意義なキャンプを10日間ほど過ごし、我々は徐々にチームに合うプレースタイルをつかみ始め、全員が刺激されて いった。

 もし実力がある日本に対し、我々のプレーがピッチ上で表現できたらそれは正しいと考えた。全てのプレーが通用したわけではなかったが、(アジアカップまでに)何とかできると思った」と当時の様子を語った。

 最後に「FIFAの連中は我々の素晴らしいサッカーについて頭を悩ませているだろう」と国ランク100位の躍進を喜んだ。

 第3戦は17日に行われ、オーストラリアはグループリーグ首位突破をかけて韓国と対戦する。

【了】

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