吉田麻也【写真:Getty Images】
日本代表は12日、アジアカップのグループステージ初戦で、パレスチナ代表に4-0の勝利を収めた。
試合後、外国人記者らのインタビューに英語で答えたDF吉田麻也は「トーナメントの初戦は常に難しいものだ。パレスチナについての情報も少なく、序盤は慎重に戦った。
相手チームには何人かスピードのある選手がいたため、我々が攻撃していた時間帯のリスクマネージメントに気をつけた。守備はとても良かった」とゲームを振り返った。
初出場のパレスチナ代表に対し、日本代表は大会最多4度の優勝を誇るサッカー先進国だ。ネームバリューがこの試合に影響したかを聞かれると「彼らはアジアのベストチームというわけではないからね。だから我々はその質の違いを見せる必要があったと思う」と、早くも16日の強豪イラクとの試合に照準を合わせていた。
さらに、パレスチナ代表選手が日本のアジアカップ連覇を確信していたと伝えると「そう願いたいね。だってここにいる理由はそれしかないだろう?(笑)」と自信の色を隠さなかった。
しかし、慢心する様子もなく「韓国やウズベキスタンなど、アジアでの戦いは常に簡単なものではない。特にオーストラリアは開催国として大観衆の声援を受けながら戦うことができるからね。まあ、どうなるか見てみましょう」とライバル撃破に闘志を燃やした。
(取材・翻訳:編集部)
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→