重要な初戦、手堅い先発メンバーを選択
日本代表は12日、アジア杯グループステージ初戦でパレスチナ代表と対戦。
ハビエル・アギーレ監督は、先発メンバーにGK川島、DF酒井高、吉田、森重、長友、MF長谷部、遠藤、香川、FW本田、岡崎、乾を起用。
このメンバー選択に現地で取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏は「思ったより手堅い。パレスチナはこの大会で最も弱いチームだけど、アギーレはリスクを負わなかった」とコメント。
その言葉通り、日本は立ち上がりからボールを支配。前半8分には、遠藤のミドルシュートで早くも先制。
対戦相手のパレスチナについて、ショーン氏は「少し緊張しているみたい。アジアカップのデビュー戦で相手が王者」とその心情に理解を示した。
一方で、日本については「相手との差がありすぎて紅白戦のような感じ」とし、チームの仕上がり具合には「フィジカルはOKだけど、パスがまだまだ。あまり繋げていない」と指摘。
しかし、現地は強風が吹いており、その影響は「絶対にある。記者席にも邪魔!」と語った。
それでも、ビッグトーナメントの重要な初戦。その後も追加点を狙い続ける日本は25分に香川のシュートをゴール前にいた岡崎が頭で流して2点目をゲット。さらに、43分には本田がPKを決めて3-0で前半を折り返した。
前半の印象について、ショーン氏は「長友の調子が良さそう。彼の攻撃への貢献は大きい」とした一方で「香川と本田は悪くはないけど、ゲームをコントロールできていない。この相手には支配し続けなければ」と、両エースに対してさらなる貢献を求めた。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→