元日に行われたプレミアリーグを最後にサウサンプトンから離れ、日本代表に合流した吉田麻也【写真：Getty Images】
12日に行われる日本代表のアジアカップ、グループリーグ初戦のパレスチナ戦で代表通算50試合目を迎えるDF吉田麻也が、前日の会見で口にしたアジアカップの開催期間変更を訴えたインタビューを『BBC』など英メディアが一斉に取り上げた。
元日に行われたプレミアリーグ第20節を最後にサウサンプトンから離れ、日本代表に合流した吉田が11日、アジアサッカー連盟に対し、欧州のシーズン途中に開催されるアジアカップの将来的な日程変更を促した。
年明けにサウサンプトンとの契約を3年延長した吉田は次のように話している。
「欧州ではどの国もシーズン途中だし、選手たちは冬の移籍市場の1月に1ヶ月間クラブを去らなければならない。僕の場合、契約が残り半年だったし、運よく契約を更新できたけど、ケイスケ（ACミランMF本田圭佑）やシンジ（ドルトムントMF香川真司）は常に大金を使って新選手を獲得するビッグクラブに在籍しているから、そうした選手にとってはリスクが大きすぎる」
「アジアのサッカー界が本当に成長し、欧州や南米のレベルに追い付きたければ、この状況を再考しなければならない。テレビ放映権などが絡むから非常に難しい事であるのは分かるけど、最善の開催時期は欧州選手権と同じ時期だと思う」
アジアカップの開催期間は、中国開催の2004年、東南アジア4ヶ国共同開催の07年には欧州主要リーグ開幕前の7月に行われていたが、前回の11年カタール開催から1月に変更された。
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