ルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラの第18節が現地時間11日に行われ、バルセロナはホームでアトレティコ・マドリーと対戦して3-1で勝利した。ルイス・エンリケ監督は試合後、記者会見でクラブを取り巻く様々な話題について言及した。
困難な一週間を過ごしたルイス・エンリケ監督は「昨季は勝てなかったチームを倒し、ファンには非常に良い印象を与えた」と、チームのパフォーマンスに満足感を示すものの「勝ち点3に過ぎない」と、冷静を装った。
国王杯エルチェ戦の5-0に続く勝利だ。ホームでの好調に関しては「ホームでもアウェイでも同じプレーをしようとするけど、カンプ・ノウだとピッチのコンディションも良く、我々のモチベーションもより高い。だが栄光を勝ち取るには、アウェイでも強さを見せなければならない」と述べた。
現在バルセロナでは、不穏な空気は一掃されたかに思われているが、ルイス・エンリケ監督は「この困難を終わらせるのは勝利だけだったが、ポジティブではない。再び負けたりしたらプレッシャーは戻り、同じ雰囲気になる」と、現実的な一面を見せた。
また、カンプ・ノウのファンから送られるチームへの声援については「彼等の態度は最高だった。あの調子でいて欲しい。そして彼等が共にいてくれたらより強くなれる」と、感謝の言葉を口にした。
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