元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏【写真:Getty Images】
かつてレアル・マドリーに在籍した元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏が、12日にスイスのチューリッヒで発表される2014年FIFAバロンドール(世界年間最優秀選手賞)について、レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが昨年に続いて2年連続で受賞すると予想した。9日のイギリス紙『デイリーメール』などが報じた。
2000年にバロンドール(当時・欧州年間最優秀選手賞)、翌01年にはFIFA世界年間最優秀選手賞を受賞したフィーゴ氏は、最終候補に挙がっている3選手について言及。
ロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて、「トリュフとキャビアのどちらかを選ぶのは難しいが、私の意見としては、今年の受賞者はクリスティアーノだ。マドリーで素晴らしい1年を過ごしたからね」と自らの見解を示した。
一方で、ブラジルW杯優勝に貢献したバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーについては、「ドイツがW杯で優勝したから偉大なキーパーであるノイアーを推す声があるのも理解できる。獲得に値する選手だと思う」と語った。
なお、ノイアーが獲得すれば、元ソビエト連邦代表GKレフ・ヤシンが1963年に受賞して以来、GK選手として52年ぶりの受賞となる。
【了】