リパプールのFWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
セリエAのユベントスが、リパプールのFWマリオ・バロテッリと合意間近であると、イタリアの複数メディアが報じている。
バロテッリは昨夏、バルセロナに移籍したルイス・スアレスの後釜としてリバプールに加入。大きな期待を寄せられながらも、リーグ戦では11試合ノーゴールで、いまだ目立った活躍は見せていない。
イタリアメディア『トゥット・メルカート』によると、バロテッリの代理人を務めるミノ・ライオラ氏が、ユベントスのクラブハウスを訪れた際に、同選手の移籍話を提案したという。ライオラ氏は現在スポーツ・ダイレクターを務めるパベル・ネドベド氏と選手時代に関係を築き、当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたMFポール・ポグバの獲得にも尽力したことで、クラブとの密接なコネクションをつくることに成功した。
契約条項の内容は、今冬はローンを無料で行い、シーズン終了後に移籍金1800万ユーロ(約25億円)で獲得できるというもの。給料はリバプールが部分的に支払い続ける。
11日付のイタリア紙『トゥット・スポルト』では、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督がコメントを求められ「バロテッリ? 私が彼の監督だったときにはよくやっていたよ。私は強くて上手い選手が好きだからね」と、獲得に許可を出したと報じている。
ユベントスは現在、17節終了時点で勝ち点40の首位。テベスの11得点を含むリーグトップの35得点を挙げている。
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