先制点を決めたハジサフィ【写真:Getty Images】
AFCアジアカップのグループC、イラン対バーレーンの試合が11日行われた。
イランはデヤガーやブラジルW杯でゴールを決めたグーチャンネジャードが先発。監督交代により戦術が浸透していないバーレーンがどのような戦いを挑むのか注目された。
20分にはデヤガーが抜け出し、GKと一対一になるも決めきれない。その後もイランがチャンスを作るもオフサイドにかかってしまう。40分にはネクナムが直接FKを狙うも大きく枠を外れた。
一方のバーレーンも縦へのスピードがあり、ゴール前へ進む場面を作る。
それでも前半アディショナルタイム、イランが均衡を破る。CKのこぼれ球をハジサフィがコントロールから右足ボレーで突き刺した。直後に前半終了。イランがいい時間帯にリードを奪った。
バーレーンは58分、ロングボールをコントロールしたジャイシー・ジョンが左足で強烈なシュートを放つもGKがファインセーブを見せる。
少ないチャンスを活かそうとするバーレーンに対し、イランがリードを広げる。71分、CKからショジャエイが合わせて2点目を奪った。
試合は2-0でイランが勝利。バーレーンも互角に渡り合う場面もあったが、イランは勝負所をわかっている印象だ。10大会ぶりの大会制覇へ、好スタートを切ったと言えるだろう。
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