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レアル監督、批判されたベイルを擁護「ロナウド同様、必要不可欠」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラの第17節が現地時間10日に行われ、レアル・マドリーはホームでエスパニョールと対戦して3-0で勝利を収めた。アンチェロッティ監督は試合後、記者会見に応じた。

 4日に1-2で負けたバレンシア戦でゴールチャンスを外したFWガレス・ベイルは、またもや同僚にアシストせず自身が決めようとして好機を逸した。

 アンチェロッティ監督はこれに対して「彼はフォワードだからパスを出さなかった。フォワードならゴールを目の前にしたら自分が決めたい」と、ベイルを理解する姿勢を見せつつ「我々のファンは、特にビッグプレーヤーに対しては要求が高い」と、観客席から聞こえたブーイングにも理解を示した。

「クリスティアーノの様に必要不可欠な選手」と称え、それが観客の要求が高い要因だとも伝えた。しかし「明らかにエゴイストなプレーがあったとすれば、もちろん改善する」と付け加えた。

 なおDFファビオ・コエントランの退場に関しては「理解できない。意味不明な判断で試合が難しくなった」と、穏和なアンチェロッティ監督にしては珍しくジャッジを批判した。

 15日は国王杯ベスト8進出のため、アトレティコと戦うマドリー。ローテーションが少ないと批判の声もあるアンチェロッティ監督は、準備する時間はたっぷりあるとし「逆転を狙っている。最高のチームがプレーする」と、1stレグとは違って誰も温存しないと明かした。

 また、バロンドール受賞者として濃厚なロナウドに関しては、得点は挙げられなかったが「ハメスにファンタスティックなアシストを出した」と、チームのためにプレーする同選手の姿勢を称賛した。

【了】

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