“ネクスト・フォルラン”はやってくるのか?
昨季はガンバ大阪の三冠達成で幕を降ろしたJリーグ。
浦和レッズの差別行動問題による無観客試合、山形GK山岸範宏の劇的ヘディングゴールなど“毎年恒例”のように話題に事欠かなかったJリーグだが、その始まりはなんといってもディエゴ・フォルランの来日だろう。
2010年の南アフリカW杯でMVPと得点王に輝いた現役のウルグアイ代表選手が日本でプレーするかもしれない、という報道があった当時は、久々の大物外国人選手の加入に心を躍らせたファンも多いはずだ。
結果的には所属したセレッソ大阪はまさかのJ2降格、フォルラン自身もコンディション不良によりリーグ後半戦はチームから外されるなど、期待外れに終わってしまった。
しかし、一時はポジティブな話題を提供してくれたのも事実。今季もぜひ彼のような大物外国人をJリーグでも見てみたいものだ。
そこで世界のサッカーに目を向けてみると、移籍金が発生せずにフリーで獲得できる可能性のある大物選手が数多く存在していた。
その中でも、今夏で契約満了となる選手を紹介しよう。彼らは今年の夏に契約満了となるため、もし仮にJリーグにやってくるとすれば、2ステージ制の後半戦からとなるが、果たして彼らの中からJリーグにやってくる選手はいるのだろうか。
【次ページ】DF・MF編