リバプールのFWスターリング【写真:Getty Images】
リバプールのブレンダン・ロジャース監督は10日に行われたサンダーランドとの試合で、いまやチームの中心選手とも言えるラヒーム・スターリングをメンバー外とした。
ロジャース監督は試合後にクラブのウェブサイトで、スターリングについてコメントを残している。
「ラヒームは来週には戻ってくる。(休養は)夏から予定していたものだ」
「私がここ(リバプール)に来て2年半、その間に彼はユースチームから昇格し、イングランド代表に選ばれた。そしていまやヨーロッパで最も活躍している若手選手の一人だ」と、指揮官はスターリングを絶賛。
しかし、その飛躍的な成長の裏には肉体を酷使してきた背景がある。まだ20歳になったばかりのスターリングだが、すでにプレミアリーグでの出場数は100試合を越えた。
その点についてロジャースは、「私が自分勝手な人間なら、私はすべての試合で彼を起用するだろう。彼はそれだけ素晴らしい選手だ」とコメント。
「しかし、私は彼自身の事、そしてリバプールと彼の将来のことを考える必要がある」とスターリングの疲労を考慮し、休養を与えた理由を明かした。
FAカップとリーグ戦の2試合を欠場し、休養十分のスターリング。ロジャースも「後半戦に向け、フレッシュな状態で彼は戻ってくる」と、若きエースへの期待を語った。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→