先制点のFWハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第18節が現地時間10日に行われ、レアル・マドリーはホームでエスパニョールと対戦して3-0で勝利している。
2015年、公式戦を2連敗でスタートし、ホームのサンチャゴ・ベルナベウでの初戦を迎えたマドリー。試合数は1試合少ないとはいえ、負ければ首位を明け渡す可能性がある一戦は、昨年優勝したクラブW杯のトロフィーのお披露目から始まった。
試合前の練習でDFマルセロが負傷し、急きょコエントランが先発するアクシデントもあったが、開始からマドリーが攻め立てる。
先制点は12分。右からのサイドチェンジをクリスティアーノ・ロナウドがダイレクトで中へ折り返し、フリーで走り込んだハメス・ロドリゲスが落ち着いて決めた。
その後も攻撃の手を緩めないマドリーは28分。ゴールから少し右の位置で得たFKをベイルがポストに当てながらも直接たたき込み追加点を奪う。
一方、2点を先行されたエスパニョールは、プレスもかけられず、マドリーに押され続け、大きな見せ場はなく前半を折り返した。
後半はエスパニョールもパスが回りはじめ、何度かチャンスを得るが、最後のところで精度が低く決められない。
50分に、マドリーが退場者を出す。エスパニョールのMFカニャスにコエントランがタックル。激しい接触により、両選手しばらく立ち上がれない中でコエントランにレッドカードが提示された。ここからマドリーは残り40分あまりを10人で戦うことになってしまった。
一人少ないマドリーはすぐさまJ・ロドリゲスに代えて、ナチョを投入する。その後マドリーは、押し込まれることはあるものの、失点を許さない。さらに10人とは思えない個人能力の高さを活かし、何度もチャンスを迎える。
そして77分。得点はまたもやマドリー。左サイドを抜け出したアルベロアがクロス。それを交代で入ったナチョが決めて3点目。ほぼ勝敗は決まった。
3点をリードしたマドリーは、81分にクロースに代えてケディラを投入し、守備を固める。
エスパニョールの大きなチャンスは無く、このまま試合は終了。マドリーが2015年初勝利をホーム初戦で迎えた。
【了】
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