移籍後初ゴールのラザル・マルコビッチ【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第21節サンダーランド対リバプールが現地時間10日に行われ、1-0でリバプールが勝利を収めた。
アウェイのリバプールは退団を発表したジェラードがこの試合でも先発出場。これまでと同じく3バックを採用し、3トップのサイドにコウチーニョとマルコビッチ、頂点にボリーニという形でスタートした。
試合は序盤から動く。9分、エリア手前でボリーニがつぶれると、こぼれ球を後ろから走りこんできたマルコビッチが強引にねじ込み、リバプールが先制に成功する。マルコビッチは移籍後リーグ戦初ゴールだ。
反撃に出たいサンダーランドだが、前線の動きが乏しく効果的にボールを運ぶことができない。
リバプールも早めに追加点の欲しいところだが、ビルドアップの局面でミスが続き、それほど多くのチャンスを作れない。
しかし28分過ぎ、リバプールに連続して決定機が訪れる。まずジェラードのFKがゴールを強襲するが、これはGKパンティリモンがなんとかはじき出す。その直後のCKの流れからマルコビッチがジャンピングボレーで2点目を狙うが、今度はポストに阻まれた。
後半開始とともにジェラードがロブレンと交代。エムレ・カンがジェラードのポジションに移った。
前半とは動きの変わったサンダーランドは51分、アダム・ジョンソンが強烈なミドルシュートを放つが、これはクロスバー直撃。
その後は両チームFWを投入して打開を図るがスコアは動かず。後半アディショナルタイムのCKでサンダーランドのGKパンティリモンが最前線に上がったものの、効果はなかった。
勝利したリバプールは5試合負けなしで年末年始の連戦を終えた。次節アストン・ビラ戦まで1週間、連勝には得点力不足をどう解決するかが重要になりそうだ。
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