セスク・ファブレガス【写真:Getty Images】
チェルシーのMFセスク・ファブレガス(27)は、バルセロナのFWリオネル・メッシ(27)の移籍話に関し、個人的な行動は一切していないと、スペインのラジオ局『オンダ・セロ』のインタビューで完全否定している。
ルイス・エンリケ監督との不仲説が連日報道されているメッシ。自身のインスタグラムでチェルシーや同クラブの複数選手をフォローしたことや、関係者がメッシの父に接触したこともあり、ロンドンの強豪チーム移籍の噂が後を絶たない。そこで各国メディアは、カンテラ(下部組織)時代からの旧友であり、両者のパートナー同士も仲が良いとされるセスクが、この大型移籍報道の中心的存在になると睨んでいるようだ。
「メッシの移籍を仲介しているだなんてバカバカしい。単なるフットボーラーである僕が、契約について何かできることがあると思うかい?」と、この一連の騒動に自身が関わっていないことを強調。
「彼とバルセロナはお互い幸せな関係で結ばれている。エンリケ監督のことはよく知らないが、物静かなレオ(メッシ)が、他人とそのような問題を抱えること自体が疑わしい。(セスクがバルサにいた)3年間の間に彼のそういった姿は一度も見たことがないからね」と、クラブを退団する意思も、エンリケ監督との対立もないとの見解を示した。
バルセロナで過去に4年連続のバロンドール(世界年間最優秀賞)に選ばれたメッシ。今月12日に発表される2014年受賞者の最終候補にも挙がるアルゼンチンの宝石は、次にどんな舞台を見据えているのだろうか。
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