初戦の地・ニューカッスルへ移動
2015年アジアカップ(オーストラリア)が9日のオーストラリア対クウェート戦で開幕した。
ホスト国は開始早々にリスタートからまさかの失点を食らったが、そこから4ゴールを挙げて逆転勝利。順当に勝ち点3を手に入れた。
4年前のカタールでこのオーストラリアとファイナルで死闘を演じ、李忠成(浦和)の劇的決勝弾で勝ち切った日本としては、ライバルに後れを取ることは許されない。3日後に迫った12日の初戦・パレスチナ戦では確実に勝利をモノにする必要がある。
その日本代表は8日にセスノックでの事前合宿を打ち上げ、初戦の地・ニューカッスルへ移動。9日は試合会場のニューカッスル国際スポーツセンター横のグランドで非公開練習を行った。
前日帰国した中島翔哉(FC東京)をのぞく23人の選手たちは本番を控えてフォーメーションやリスタートの確認などより実戦的なメニューをこなした模様だ。
前回MVPで今回も日本の命運を左右すると見られる本田圭佑(ミラン)は、セスノック合宿最終日での和やかな取材対応を最後に大会突入まで無言を貫くと思われたが、この日もテレビインタビューに応じた。
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