クウェート代表のナビル・マールル監督【写真:Getty Images】
AFCアジアカップ2015が9日に開幕し、地元の大声援の後押しを受けるオーストラリアと対戦したFIFAランク124位のクウェートは、1-4で大敗した。
クウェートのナビル・マールル監督は試合後の会見で「難しい試合だった。オーストラリアはとても強く、身体能力とスピードに優れていた。彼らは勝利に値するチームだった」」とお手上げ状態。
8分にCKからDFフセイン・ファデルの得点でサプライズを起こしたが、ケーヒルやルオンゴらのゴールで4失点。
中東アジアの記者に後半ビハインドの状況でチームが守備的だった理由を聞かれると「選手には素早いプレスを要求したが、62分の3失点目でチームはネガティブな雰囲気になった。戦術面でも準備が足りなかった」と先月就任したばかりのチュニジア人指揮官は完敗を認めた。
キープレーヤーのFWファハド・アル・エネジが大会前に離脱し、主力のFWユセフ・ナセルやFWバデル・アル・ムタワも怪我の影響で後半しか使えない。満身創痍のクウェートは、2戦目以降の韓国とオマーンを相手にどんな戦いをみせるだろうか。
【了】