FW豊田陽平【写真:Getty Images】
アジア杯(オートラリア)に臨む日本代表は9日、合宿地を初戦が行われるニューカッスルに移して練習を行った。
FW豊田陽平は、昨年11月の2連戦(ホンジュラス、オーストラリア戦)でアギーレ体制初招集となりながらも空中戦の強さや、前線からの積極的な守備といった長所をアピールして今大会のメンバーに選出。
センターFWのポジションには岡崎慎司という強力なライバルがいるが、アギーレ監督が『サイド攻撃からのクロス』といった攻撃パターンの確立を目指していることもあって、状況次第では先発の可能性も高まっている。
実際、豊田自身も周囲との連係について「最近クロスの練習は、すごく自分にとっては有益なこと。すごくいいなという感触を得ている」と大きな手応えを感じている様子。
特に、相手が引いてくることが予想される中で、中央で勝負できる豊田の存在は有効となる可能性が高いだけに「自分はこうやって1点を取ってきたというのがある。それをやっていければいいと考えている」と具体的なイメージもできているようだ。
さらに、「しっかり自分の出せるものを出して、自分以上のものは出せないし、そこはしっかり割り切ってやっていければ」と謙虚ながらも自信を持っていることを感じさせる言葉を残した豊田。
東アジア杯への出場こそあるものの、サムライブルーの一員として初となるビッグトーナメントへ「すごく自分にとっても充実してるいので、すごく楽しみ」と明るい表情で意気込みを語った。
【了】
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